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高橋醤油、百年のあゆみ

ご挨拶

この度、弊社は令和三年をもちまして創業百年の節目を迎えました。これもひとえにお客様・地域の皆様のご支援ご愛顧、先人の方々のご尽力の賜物と心から感謝いたしております。

弊社は、大正十年に高橋庄吉・利吉郎の親子が自宅の一部を醤油蔵に改装し創業しました。北播磨地域の食文化に根差した醤油の味わいや風味を大切に、「サクライズミ」の愛称で親しまれてまいりました。近年は「北はりまの地しょうゆ」を冠に、地域の皆様に愛される醤油づくりに励んでいます。
現在、コロナ渦で大変な状況ではありますが、明るい未来を信じて、次の百年へ一歩ずつしっかりと進んでまいります。

今後も引き続き、変わらぬご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

最後に、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。 

高橋醤油株式会社  代表取締役 高橋伸弥

百年のあゆみ

大正10年 1921
高橋庄吉(45歳)、次男利吉郎(17歳)親子が加西郡多加野村和泉701の自宅を改造して醤油蔵を建設。屋号は庄吉の名から「丸庄」としました。

昭和3年 1928
醤油蔵が火災。1万円の融資を受けましたが、2年後には返済を終えました。

昭和4年 1929
前年、醤油蔵が火災に遭いましたが、この年蔵人の努力で「全国酒類醤油品評会」で2等賞を受賞。この頃は木樽に入った醤油を、地元はもとより西脇・多可町へも峠の坂道を越えて配達しました。

戦時中 1945頃
醤油は配給統制品となり、当店は配給登録業者となりました。

昭和24年 1949
高橋醤油株式会社を資本金50万円で設立。 屋号は「ハナイズミ」としました。

昭和29年 1954
屋号を「サクライズミ」に変え、商標登録。この年、全国の醤油メーカーは約6000社ありました。

高度経済成長期 1970頃
播州織など地場産業の活況と共に醤油の消費も増大し、加西市でも組合加盟の醤油屋は11軒もありました。

昭和60年 1985頃
この頃を境に醤油の家庭消費量、メーカーの数は減少していきます。

平成13年 2001
醤油の減少をカバーする為、当社初の醤油加工品「そうめんつゆ」を発売しました。以降ぽん酢、だし醤油、卵かけしょうゆなど加工品を開発、販売。この年、全国の醤油メーカーは約1600社に減少しています。

平成22年 2010
製法、地元原材料にこだわった古式しょうゆの醸造を開始しました。

平成25年 2013
加西名産ハリマ王にんにくを使った「もろみにんにく焼肉のたれ」を開発。2年後、TV番組「青空レストラン」で全国に紹介されました。

平成30年 2018
新社屋・醸造倉建設の為 和泉町118-7へ全面移転。「高橋醤油工場直販所」を開設し、醤油ソフトクリームの販売を開始しました。

令和3年 2021
創業から100年目を迎えました。

伝統を守り繋ぐ、次の百年へ。

歴史写真

昭和6年頃
昭和32年頃
昭和38年頃
昭和38年頃
昭和60年頃
昭和60年頃