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【醤油屋のせがれブログ】FUJIFILMのカメラ、X-Pro3


以前、SONYなどのカメラを使っていることをブログで紹介しました。

あれから月日が経ち、現在は富士フィルムのX-pro3を使用しています。なぜ、このカメラにしたのか。少し紹介できたらと思います。

高橋醤油では、インスタグラムやフェイスブックも運用しています。撮りたいなぁ、伝えたいなぁと思ったときにスマホでパシャっと撮ることが日常です。合わせて、このブログを書くにあたっても写真を沢山使用しています。『自分が伝えたい景色を、伝わる写真にしたい』そんな思いが沸々と燃え上がり、カメラ探しの旅に出ました。

いつものことですが、そんなときはまずYOUTUBEで勉強。以前から富士フィルムの色味に興味があったため、富士フィルムさんのカメラについての色々なレビューを見ました。

そんなときに、X-pro3のレビューが自分の心にグサッと刺さりました。

『写欲が湧くカメラ』

どなたかがこのような表現をされていました。そして、自分でも使ってみたいと。

そして手元に届いてからは、このカメラで色々と撮影しています。蔵の景色や日常の風景。
高橋醤油を伝える相棒として、最強の相方です。



 

【醤油屋のせがれブログ】醤油の保存方法ってこだわっています?

スーパーやお気に入りの醤油屋さんでお醤油を買われたり。みなさんそれぞれ、自宅に1本は醤油があるかと思います。大家族なら1.8Lの大きい醤油容器で、一人暮らしなら150mlくらいの小さな容器で。

でも、その容器がガラスなのか、ペットボトルなのか。こだわって選ばれている人は少ないかもしれません。実は、醤油の保存という視点で見ると、容器違いによってメリット・デメリットがあります。

今回はそんな話を書いてみようと思います。


昔々は、上の写真のような木樽に醤油を詰めて、醤油屋さんは配達していました。コックを開けて、醤油をいる分だけ出す。

それが、現在に至るまでに瓶やペットボトルの容器に代わっていきました。


瓶の容器、当店では茶瓶で1.8Lサイズを昔から販売しています。なぜ、茶瓶にこだわっているのか。醤油の保存の視点でいうと『酸化』がキーワードになります。

醤油は、瓶詰めした段階では透き通った綺麗な色味をしています。しかし、酸化が進むと色が濃くなり、風味も少しずつ変わっていきます。酸化してしまう原因は酸素です。瓶は容器外の酸素をしっかりと防いでくれます。ガラスが頑丈に醤油を外部環境から守ってくれる、そんなイメージです。

自宅で容器を捨てるには、瓶容器は邪魔になることも多く、使用後の後処理がデメリットです。
ちなみに当店では、瓶を再利用するため、配達時には回収し、お買い物に来られた方は使用した瓶を持ってこられます。高橋醤油の中でお客様の協力のもと、容器の循環を心掛けています。


当店では、ペットボトル容器での販売も行っています。ペットボトル容器は軽く、容器を破棄しやすいという大きなメリットがあります。ゴミの分別などでも、瓶よりも大きなアドバンテージがあります。

しかし、肝心の醤油に対しては、あまりよい効果がある容器とは言えません。それは、ペットボトル容器は酸素を通しやすいため、醤油の酸化を促してしまうのです。


瓶・ペットボトルのメリットやデメリットを書いてきましたが、酸化が進むと書きましたが短期間に使用される場合であれば、さほど気にすることではないと思います。長期間、開栓もせず放置したときに『酸化』を気にすることにはなるかと。

また、開栓すると容器を問わずもちろん酸化が進みます。保存場所も冷暗所や冷蔵庫で保存することで酸化の速度をある程度遅らせることもできます。

醤油の味を楽しむ、料理を楽しむうえで、醤油の保存方法も大事な要素です。このブログを読まれた方は、今日から気を付けてみてください。

2020-05-09 | 高橋醤油のこと

【醤油屋のせがれブログ】ふるさと納税で楽しむ、高橋醤油のジェラート

以前から人気商品として、店舗に来られるお客様向けにしょうゆジェラートを販売してきました。加東市のブリランテさんとイベントで仲良くなり、コラボ商品を企画したのがこのジェラートでした。全国の方にもこの味をお届けしたいと、2年ほど前から当企画を進め、この度、「ふるさと納税返礼品」という形で「しょうゆジェラート」「ぽんずジェラート」を新リリースいたしました。

この商品は、「ふるさと加西」をテーマに、古式しょうゆをふんだんに使用し、加西市のジェラート屋さんと共に開発し、加西の味、ふるさとの味を楽しんでもらえるものとなっています。

醤油ジェラートは、塩辛さもなく、ミルクの甘味と醤油の旨み、ほんのり塩味がアクセントとなり、キャラメル風味のような懐かしい味わいが特徴。

ぽんずジェラートは、姫路市安富町のゆずを使用し、醤油を加えることで、さっぱりとした爽やかな味わいの中にぽんずの美味しさを感じる。暑い季節にピッタリです。

奇しくも、世の中が新型コロナウイルスで苦境の中でのリリースとなってしまいましたが、ふるさと納税は自宅に居ながらできますので、逆にこの機会にぜひ、自宅で『特別な食体験』を楽しんでもらいたいと思っております。ふるさとチョイスなどのサイトに掲載しておりますので、チェックしてみてください。

掲載サイト:「ふるさとチョイス」「ふるなび」「楽天ふるさと納税」「Wowma!ふるさと納税」
今後掲載予定:「さとふる」

2020-05-08 | 高橋醤油のこと

【醤油屋のせがれブログ】じっくりと搾る、木製天秤搾り機


高橋醤油では、古来の製法での醤油づくりに取り組んでいます。

その象徴となるのが、この木製天秤搾り機。以前に小豆島を旅行したとき、博物館の中央に展示されていたのがこの搾り機。近代化が進み、機械での醤油づくりが主流になり、無くなっていった過去の遺物のようなものです。


石の重みでゆっくりと搾り出す、カスのカスまで機械で搾るとどうしても雑味まで一緒に出てしまいます。ゆるく搾る分、醤油の取れ高はどうしても少なくなってしまいますが、美味しいところだけ出てきます。

毎日、少しずつ天秤棒を下げ圧力をかけます。日数をかけて、ゆっくりと搾り出す。
蔵の中に、搾り出た醤油が滴り落ちる音が響きわたります。

今日も、麻袋に諸味(もろみ)を詰めて搾る準備完了。

2020-05-07 | 高橋醤油のこと

【醤油屋のせがれブログ】もうすぐ、母の日

毎日の仕事や付き合いのなかで、どうしても忘れがちになってしまうのが家族への感謝。

元気に今、過ごせているのも育ててくれた両親がいるからこそ。見守ってくれたからこそ。そんな感謝の気持ちを伝えるのが「母の日」。

私も中学校・高校・大学と反抗期があり、両親に大変迷惑をかけた時代がありました。だからこそ、今醤油屋で共に働いている時間を通じて恩返しをしたい、そんな思いもあります。

高橋醤油も母の日企画を行っています。感謝の気持ちを伝えるのに、当店の醤油類やお店で取扱している商品が活躍したらと。

年に1回、せっかくの機会です。あまり気持ちを伝えるのが苦手な方もたまには良いかと思います。

私も、母に〇〇をあげる予定です(笑)

高橋醤油オンラインストアにて「母の日商品」を掲載中
https://sakuraizumi.stores.jp/

【醤油屋のせがれブログ】不意に目にする『日常』の大切さ


ゴールデンウィーク終盤に当店も3日間、お店を閉めさせていただきました。

「ステイホーム」「おうち時間」などSNSで最近よく見かけるワードのように、妻と子どもとゆっくりと過ごしました。お昼のご飯は、馴染みの飲食店さんのテイクアウト弁当を食べたりして、おうちに居ながら、お店に食べに行った気分も味わうことができました。

 


高橋醤油も飲食店さんとの関わりが深く、新型コロナウィルスによる影響を受けています。お醤油を使っていただく方がいて、我々がいます。地域に元気がないと、まちの醤油屋さんの元気もない。そんな業界とも言えます。

 


連休を終え会社に来て、メールを見ると友人から地方発送の注文が入っていました。

お店に買いに来てくれた知人もいました。

世の中の状況が目まぐるしく変わってしまったなかで、頂いた気持ちでとても嬉しくなりました。

『社会』という形そのものが、この新型ウィルスの影響で大きく変化し、またその変化に対して、会社として個人として対応していかなければなりません。

ですが、『人と人とのつながり』『人を思う心』は普遍的なもので、変わるものではありません。

皆がしんどいときに、どういう気持ちのやりとりが大切か。それぞれの社会的立場は違えど、掛け合える言葉は何か。微力でも行動できることはなにか。

個人個人の行動や発信が、大きなうねりをつくる。自分が見ている世界、大切な人の世界、誰かの世界。世界を変え、動かしていく。世界の大きさは人それぞれ。

この状況だからこそ、不意に目にする『日常』の大切さに思いを馳せてしまいました。

 

【醤油屋のおやじブログ】上手いなあ!

上手いなー

旅先で見つけた ひとコマ。

火鉢の中を泳ぐ金魚を

釣ろうと

糸を垂らす亀。

なにげない趣向に

「上手いなー」。

こんなのが 好きです。

「醤油おやじのワガママ選歌」

藤田まことさんの「音やん」と

遠藤太津朗さんの捜査課長の

名コンビ。

お笑いのような

掛け合いが絶妙でした。

刑事ドラマでありながら

人間模様が 時に悲しく

挿入曲のギターが

良かったなー。

「京都殺人案内テーマ」 クロード・チアリ

【醤油屋のせがれブログ】ちょっと早いけど2020年を振り返る!


今年も4月が終わり、5月が始まりました。なんだか、色々なことがありすぎて1年くらい経ったような気になります。明日から5月5日まで臨時休業日となり、今日がなんだか仕事納めの感じです。

ブログを最近更新することも増えて、今日は1月からのことを振り返ってみたいと思います。


僕にとって大きな出来事がありました。それは、三男(弟)が東京で勤務していたのですが、「醤油屋を手伝う!」と帰ってきたことでした。

2018年に家屋移転の工事があり、2019年からは新店舗での営業が本格的に始まりました。そのタイミングで事業承継も行い、父から私に代表が代わりました。ご先祖様や地域の方、地元にあったたくさんの醤油屋さんが紡いできた北播磨の味を「次の百年に繋ぐ」という気持ちで今も醤油と向き合っています。そこには、弟の力が必要不可欠でした。帰省のたびに「手伝ってほしい」と声を掛け続けました。

2019年の年末に「帰って手伝う!」と言ってくれたことには、心の底から嬉しい気持ちになりました。そして、2020年1月から弟が加わり、新しい体制でスタートできたのです。


新しい発想で、これまでになかった取組みや温めていた企画がたくさん前に進みました。「醤油せんべい体験」「新商品開発」「撮影コーナー」「地域の観光マップ」「ツイッターの活用」など。目に見えるだけでも新しいチャレンジたくさん生まれました。

高橋醤油みんなで毎日、共通のゴールを目指して、作業の合間に知恵を出し合い、思いをぶつけ合い、カタチができたこと。これを継続して行うことが高橋醤油に関わる全ての人の幸せにつながると信じています。なにより、僕自身が弟と切磋琢磨できる環境に身を置けることを弟に感謝したいです。


話が変わり、1月終わりくらいから新型コロナウィルスが猛威を振るい始め、5月はじめの現在も緊急事態宣言が続いている状況です。醤油屋としてももちろん影響を受けています。地域の飲食店さんとの関わりも深く、苦労が絶えない今の状況で踏ん張るまわりの経営者の姿に、皆で頑張って乗り切ろうという気持ちに毎日なります。


ゴールデンウィークも自粛のなかで過ごす、楽しさを見つけることが難しい休みが続いています。家族と向き合う時間に、自分と向き合う時間に使おうと決めています。

明日からお休みをいただきます。振り返るのに、ちょうどよい時間になりそうです。

このブログを読まれた皆様も、健康に留意して、無事に過ごしてください。私も、産まれたばかりの子どもとの時間を大切に過ごせるよう気を引き締めて過ごします。


【醤油屋のせがれブログ】ドラえもんが教えてくれたこと


今、リスクの中で物流で働く皆さんが頑張っておられます。当店もいろんな運送会社さんが出入りされていて、その都度「ありがとうございます!」「気を付けて!」とお話ししています。

当店も昔から『醤油の配達』を各ご家庭にしています。買い物に出られない・出る機会が少ないお年寄りの世帯も北播磨では以前よりもずっと多く、配達のご要望があればできる限り伺っています。

この時期だと、お客様との距離感やマスクの着用など。配達に行く際はできるだけ気をつけるようにしています。互いに何かあっては絶対になりません。

だからこそ、物流で働く方の気苦労も理解できるのかもしれません。

携帯・パソコンから注文すると、簡単にモノが届く時代。簡単に消費できる時代。
この社会において屋台骨としての大切なインフラ。

物流は単に品物を運ぶように見えるかもしれませんが、そこには配送に携わる色々な人の手を介して手元に届きます。それは、普段の生活、日常を守るという大きな使命感がバトンを繋いでいるようにも感じます。

そんなとき、ツイッターで見つけたドラえもんのPOP。ちいさなことだけど、気持ちが届けば嬉しいと思いポストのうえに貼りました。

皆がギリギリのところで踏ん張っている。そんなときにどんな声を掛け合えるのか、ドラえもんに教えてもらったような気がしました。

 

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